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♦入魂済・薬師如来・木製金彩色♦ 薬師如来梵字護符付属 正式名を薬師瑠璃光如来（やくしるりこうにょらい）といいます。 如来になる前の菩薩の時代に「十二の大願」を立て、 その大願を全て果たして如来になられました。 十二の大願の中には「病気の災いを除き安楽を与える」というものもあり、 この大願を果たしたことから、 医薬を司る仏という意味で【医王】との別名があります。 柘植（つげ）の木に彫られており、 純金箔を混ぜた顔彩で彩色し、魂入れがされ、 更に、【薬師如来梵字護符】が付属しております。 ●この木像は【天命堂】による【魂入れ】がされております。 像の底に開けた小さな穴の中に、 【薬師如来】の真言が書かれた紙片が封印されており、 ごく一般的な仏像から国宝級の仏像まで同様にみられるものです。 一般的には、新しく購入した仏像などは、ただの作り物であって、 【魂入れ】した仏像こそが利益をもたらす尊像であり、 尊い魂が入った仏像に手を合わせれば、気持ちも落ち着き、 「利益」が行き渡っているという実感が湧いてくる・・・ と、されていますが、仏像であれ、護符であれ、 本当の【魂入れ】は、 祈る方・・・ 持たれる方の心が、 形あるものに染み込んでいくものだと思います。 ●祈る人 護符や霊符の場合は【開眼】といい、 これも【魂入れ】の一つです。 どんなに高価な仏像であっても、 どれほど有名な人の作った護符でも・・・ その御利益は、祀り、祈る者・・・・ その在り方、心の持ち方、 それ次第で、 いかようにも変わります。 しかし・・・・ 良い形、 良い姿をしているものは、 持たれる方、祈られる方を、 そんな、安らかな感謝の心に・・・ 願いが最も叶う心の状態にさせる力を持っている・・・ それも事実なのです。 小さな、美しい、薬師如来様です。 ●薬師如来梵字護符付属 ●真言解説書付属 ●桧の丸木台：直径10ｃｍ（蜜蝋仕上げ） ●高さ約９ｃｍ（台含む）