高品質な帯として評価の高い　となみ織物　正絹　六通　袋帯。 しなやかで締めやすく上質な素材で織り上げられたとなみさんの帯は　お着物愛好家の方々に好まれる、大変評価の高いお品です。　こちらは「麹塵染」という技法が使われた帯で、光の具合で色が変化します。　焦げ茶色に見えるかもしれませんが、個人的には焦げ茶と深緑が点在する色彩というのが第一印象。　侘びさびの極致、という雰囲気です。　 柄行きは雪輪に花七宝　菊花や青海波と吉祥紋揃い。　黄土系の色彩で厳かに織り出されております。 画像9枚目が自然光　画像10枚目が蛍光灯の下での色合いです。　光線の量にもよって色彩を変えるので、晴れの日(画像15枚目)　曇りの日(画像16枚目)と表情が変化し様々な印象を与えるお品です。　特殊な染料で染められた糸で織り上げられた帯故、画像では赤茶の暈しが強く出ているものがありますが　実際はもう少し落ち着きがあります。 奥深い上品さがあり　手触りが他の帯と全く違ってしっとりと滑らか。　ずっと触っていたくなる心地よさで、さすがとなみさんの帯！と唸らずにはおりません。 裏地は画像3枚目　菊花の地模様が織り出されています。　画像4枚目は中無地部分。　こちらは裏地と同じ柄が織り出され　画像ではうっすらと締め跡が認められますが、目視ではわからず光に当てないと確認できないレベルのものです。 色合いですが当方モニターからですと画像15～16枚目の落ち着いた色合いが一番近いカラーで、【日本の伝統色　和色大辞典】と照らし合わせて見ますと、表地は【御召茶】と【海松茶】の暈し、【枯色】【源氏鼠】等々　かなり複雑な色合いで、裏は【青鈍】が近く感じられます。　光源によって色合いが変わるお品の為、画像では正しい色合いが表現できておりません。　お手数ですが上記　【日本の伝統色　和色大辞典】にアクセスいただき、色合いを確認した上でご検討くださいませ。 尚、画像17～18枚目は参考画像です。　画像にありますお着物・帯締め・帯揚げは付属せず帯のみの価格になります。 　 静かな品格と上質さがにじみ出る雪輪柄の帯。　1～2度締めた程度のお品です。 《寸法》 ・全長：約441.5cm ・幅：約31cm 恐れ入りますが、当方プロフィールご一読の上　ご検討くださいませ。