JEAN PAUL GAULTIERのセカンドラインに当たり、カジュアルとエレガンスの融合が際立つデザインが特徴のJEAN PAUL GAULTIER JEANSより、スペシャルな逸品をご紹介致します。
前衛性と遊び心を鮮やかに体現してきたGaultier Jean’sラインならではの存在感が息づくこちらの逸品。
インディゴが淡くフェードしたボディには、時間の経過とともに刻まれた自然な色落ちが浮かび上がっており、ただのユーズドではない、記憶を纏ったような豊かなニュアンスが漂っています。
シルエットは腰回りに適度なゆとりを残しながらも、裾に向けてすっきりと落ちていく設計となっており、構築的でありながらも抜けのある美しさを備えているため、さりげなくモードな着用感をお楽しみ頂けます。
また、ボタンフライには「GAULTIER JEAN’S」の刻印が贅沢に打ち込まれており、インナーラベルにはアイコニックな手形とフェイスプリントが並ぶデザインが施されていて、いずれもこの時代ならではのエッジの効いた装飾性が際立っています。そしてバックには立体感のあるメタルプレートがリベット留めされており、通常のデニムとは一線を画す、ジュエリーのような重厚なアクセントを添えていますね。
1990年代から2000年代初頭にかけてのアーカイブであるこちらの逸品は、現代においてはほとんど出回らない稀少なモデルであり、ジャンポール・ゴルチエのストリートとオートクチュールをまたぐ独自の視点が、プロダクト全体に染み渡っていると言えます。量産されるデニムとは異なる、“装いの重心を作るための服”としての意識が通底しており、あくまでクラシックな五ポケットデニムの構造の上に、未来的なデザイン性を重ねるという、Gaultierらしい捻りが効いています。
スタイリングとしては、あえてミニマルなブラックのリブニットや、品のある比翼仕立てのシャツと合わせていただくことで、デニムの放つ質感のコントラストを際立たせつつ、エレガントさを崩さずにまとめていただけます。
股上: 30 cm
股下: 85 cm
ウエスト: 38 cm
わたり幅: 30 cm
裾幅: 20 cm