柿渋重ね染 × 自家発酵泥染ジャケット 自然素材の変化と向き合い、その表情を余すことなく衣服へ落とし込む── kyosei が掲げる「素材との共生」を象徴する一着です。 ■ 染めの工程について 本作は、麻100％ジャケット（古着）を素材に使用しています。 元のブランドタグもそのまま残っている場合もありますが、 染色工程による経年変化を含め、あくまで一点物として仕上げています。 工程は以下の通り： ・アルカリ処理 ・柿渋を5〜10回ほど重ね染め ・自家発酵による泥染め 自家発酵の泥は鉄還元菌が豊富で、2価鉄が多いため、 仕上がりの“深い茶色”に奥行きを与えています。 重ね染めと泥媒染の相乗効果により、 一般的な草木染より色落ちしにくいのが特徴です。 ■ 色合い・質感 ・濃厚な茶の深み ・自然染料特有の“揺らぎ”と風合い ・工業製品には出せない陰影 アルチザン系の服が好きな人にとって、この質感は刺さるはずです。 ■ 注意点 ・古着を使用しています。 　古着特有の個体差・微小な使用感はご了承ください。 ・元々のブランドタグは残っています。 ・天然染料の特性として、 　色落ち・色ムラ・個体差はあります。 　これらを魅力として受け取れる方におすすめします。 ■サイズ ・肩幅:44cm ・身幅:52cm ・着丈:70.5cm ※採寸には誤差がある可能性がございます。 ■ 最後に 染めのプロセスも、素材の特性も、 すべて正直に積み重ねています。 一点物としての個性を楽しんでもらえれば幸いです。