HOT ! 司法試験短期合格２冊セット　SUPER基礎講座基礎法学・リーガルマインドへの挑戦

平成５年と昭和５７年の本ですので、相応の経年劣化はありますが、書き込み等は一切ありません。法科大学院導入前の時代の司法試験の短期合格法に大きな示唆を与える本ですが、あの時代より実務寄りになった現代の司法試験・予備試験の短期合格にも大いに役立つはずです。 ・「SUPER基礎講座　基礎法学（法学入門）」は、司法試験予備校の講座のテキストであり、現在では、略入手不可能です。 本書の著者は、「司法試験で基礎法学は軽視されてきたが、基礎法学の知識があれば短期合格が可能になる」旨を主張して本書を書きました。昔、私も多くの合格者の合格体験記を読みましたが、基礎法学の重要性に触れる者は皆無でしたから、新鮮でした。 本書は１００頁弱の小冊子です。１章、２章、７章だけ勉強するだけでも私は十分と思います。本書には主要参考文献が多数挙げられていて、その重要度を、◎、〇、無印の三段階で表しています。前記合計３章中で引用されている文献は３冊です。 本書は見開きで、左に参照文献と内容の図解が重要用語を空欄として記載され、右に空欄の回答と解説が記載されています。引用文献は全てアマゾンで入手できます。版が新しくなって引用文献のページ数がずれているかもしれませんが、問題ありません。まず、本書の各頁の該当の引用文献（前記３冊）の該当部分を熟読してから、本書の該当頁を読んでください。 ３章～６章は各法の入門編となります。最重要なのは前記の３章分ですが、著者は事前に各法のエッセンスを全て勉強してから、本格的に各法の勉強に入った方が効果的と考えているようです。 本書の主要参考文献で◎、〇が付されている本は極力すべて読んでください。結構な冊数にはなりますが。時間がなければ、最低限、前記の３冊だけは折に触れて熟読してください。 司法試験、予備試験の各法の勉強に入る前に、１章、２章、７章を読んでください。しかし、初学者が読んでも抽象的で理解しにくいかもしれません。そして、具体的な各法の勉強に入ってから折に触れて、この本（及び言及される参照文献）に戻り、具体的な各法の勉強の中で基礎法学を血肉化させるような勉強法が理想的だと個人的には考えます。 ・「リーガルマインドへの挑戦」は、法学部以外出身の司法試験合格者である著者が当時としては最短期合格であろう２年の勉強で合格した体験記です（続きはコメント）。