朝露を含んだ瑞々しさ⌖꙳˖*しっとりと艶やかな輝き.:* ⌖꙳˖確かな存在感を放つアンティーク・ローズカット・ダイヤモンドのリング。永い時を経た今も、ローズカットの柔らかな光は衰えることなく、ヴィクトリア時代の女性たちの祈りや愛情、生活の美意識を静かに伝えます。 100年以上前に英国の職人が手仕事で仕上げたアンティークリングは、現代では再現できない独自の風合いを宿しています。ガス灯が街を照らし、馬車が石畳を走る時代。その空気の中で誕生したのが、このヴィクトリアン・ローズカット・ダイヤモンドリングです。 19世紀後期、英国はかつてない繁栄を迎え都市が発展する一方で、人々は伝統や自然に癒しを求め、メッセージ性のあるジュエリーが人気となりました。ローズカットは、平らな底面と丸みを帯びたドーム状の頂部に無数の面を施すことで、薔薇のつぼみのような繊細な煌めきを表現します。光を強く跳ね返すのではなく、柔らかに溶け込むその姿は、ヴィクトリア時代の英国女性たちが愛した「静謐な美」そのもので、目立ちすぎず、しかし着けた人の品性を引き立てるという魅力がありました。 こちらはそんな背景のもと、誕生したリングです。ぽってりした雫のようなダイヤモンドは、しっとりとした光をまとい、瑞々しく息づくような輝きを放ちます。厚みのあるローズカットが施され、しっとりとしたボリューム感と透明感を宿しています。あえて抑えた光の中に奥深い美しさを見出すのは、まさにヴィクトリア時代の美意識そのもの。ダイヤモンドを取り囲むローズゴールドのフレームに施された蔦（アイビー）の模様で、絡みつき、伸びる性質から「永遠の愛」を象徴する植物とされ、常緑であることから「永続性」の象徴でもあります。当時の女性の祈りや愛情、生活の美意識を伝える静かで美しい一品です✧˚ 動画有 ※こちらは造りの複雑さゆえに日本では鑑別書が付けられませんでしたが、英国にて素材・年代を鑑定しています。 年代：1890年頃（英国製） 素材：18金 宝石：ダイヤモンド 書類無 サイズ：約9号 コンディション：Excellent　 #英国 #アンティーク #イギリスアンティーク #ダイヤモンド #リング #ジュエリー #イギリス